Jack Johnson/on and on.
こんにちは。
もちもちMusic Cafeのもちです。
本日の紹介はジャック・ジョンソンのon and onというアルバム。
ジャック・ジョンソンは日本でも大人気なので、知ってる方も多いかもしれません。
ジャック・ジョンソンの音楽はよく「サーフミュージック」と表現されます。
本人がハワイ出身であり、元プロサーファーなのです。実はもちにはサーフミュージックの概念というものがよく分かっていないのですが、音楽的にもかなりオーガニックで自然と調和しているからなのかな?と思っています。
ちなみにジャック・ジョンソンは現在のようにプラスチックゴミ問題が大きくなるずっと前から様々な環境問題に対するアクションを起こしていました。
https://forbesjapan.com/articles/detail/4454/1/1/1
音楽とは全く関係ないこのような記事にも登場するくらい熱心に環境問題に取り組んでいます。
このCDのジャケットのアートは、なんと海辺に落ちていたプラスチックゴミなんだそうです。めちゃくちゃ可愛いし、色々考えさせられますよね。
音楽やMVも自然を感じる作品ばかりなのですが、本当に自然を大切にしているんですね。
さて、ジャック・ジョンソンは日本でも大人気とお伝えしましたが、聞いたこと無いなぁ?って方もいるでしょう。
日本ではBGMで流れていることが多いです。
しかも海っぽい雑貨やさんやカフェなんかに行くと、ほぼ100%流れてきます!
あとテレビでサーフィンやリゾートのシーンが流れるときにも、かなりの確率でジャックジョンソンがかかります。
それくらいサーフィン、海、リゾート=ジャックジョンソンというイメージのある方なのです。
マイケルジャクソンがKING OF POPというのであれば、ジャック・ジョンソンは間違いなく音楽界のKING OF Surfです。(またはKING OF Slow Musicといったところかな?)
今からよし、聞いてみよう!と思って聞いたら「あ、なんかBGMっぽい、カフェで流れてそう!」と思う方が多いと思います。
BGMと言うことは、知らない人は知らないまま通りすがってしまうんですよね。
でも、ここからもちが責任を持ってジャック・ジョンソンの楽しみ方をお伝えしていきましょう(^^)きっとBGMとして出くわした時にもテンション上がりますよ♪
そして夏になれば「え、こんなにBGMってジャックジョンソン率が高いの!?」と驚くことでしょう。
(ちなみにBGMっぽい音楽はもちの大好物なのです🤤💓)
日本人だと平井大、Def Tech、Ricky-G、Caravan、ハナレグミ、大橋トリオの雰囲気が近いかなぁと思います。
そう、先ほどもお伝えしましたが、今からみなさんがジャック・ジョンソンを初めて聞く時に「あ、なんかBGMぽいな...」と、思うと思います。
ただ、もしかしたらそれ以上の感想が出てこないかもしれません。
それは何故か。
もちのイメージではヒットする音楽って、洋楽邦楽問わず「解りやすく感動できる曲、一度聞いたらすごく刺さる曲」が多いと思うんです。
ジャック・ジョンソンの音楽は、その真逆を行っている作品が多いのです。
悪く言えば質素で取っつきにくい。
本人のテンションがそれほど高くないこともあり、こういう音楽に馴れていない方は「うーん...それで?」と、わかりやすい感動を求めてしまうと思うのです。
私も正直、最初に聞いたときはあまりピンと来ませんでした。若かったというのもあるかもしれません。
多分POPSだけを好きな方がジャック・ジョンソンを好んで聞くようになるにはちょっと時間が必要かもしれません。でもね、トライする価値が必ずあると思います。だって今ではもちは、この人の音楽無しじゃいられないくらい深い感動を味わっているのですから。
☆☆おすすめの聞き方☆☆
出来ればアルバムを最初からじっっくり聞いてみてください。
ちゃーんと聞くと
あれ?
音がめちゃくちゃ心地良い
ってことに気付くはずです。
もちの今回のおすすめするon and on.
一曲目のtimes like these。もうね、このイントロのはじまりに、ジャック・ジョンソンの全てが詰まっていると言っても過言ではありません。
なんかさ、最初のチャーンて音が鳴った瞬間から、マイナスイオン出始めませんでした?笑
こんなに「その場の空気ごと録音しました」みたいな素朴で臨場感のある音作りをするアーティストって、やっぱりジャックジョンソンしか居ないんじゃないかと思います。
良い意味で田舎臭くて、いい意味でユルい。
そしてほどよいグルーヴ感。
なんか海の近くで歌ってますよね?みたいな。なんかとにかく大自然の中に居るような、晴れた日に解放感のある家のリビングのソファーで寛いでるみたいな。
ジャック・ジョンソンの最大の魅力は「心地くセンスの良い音、とにかく最高な空気感」なのです。
楽器の音ひとつひとつの心地よさ、それを邪魔しない歌の心地よさ。ここまで最上級の"心地良さ"を出せるのってやっぱりジャック・ジョンソンが一番なんじゃないかな。
そりゃあBGMに使いたくなりますよね。何処で聞いても邪魔にならないし、耳障りが良く心地良い。
マイケル・ジャクソンは世界平和をよく歌っていました。ド派手な衣装、完璧なパフォーマンス、圧倒的なカリスマ性、圧倒的な存在感。こんな物凄い人が世界平和を歌えば、本当に現実になるんじゃないかと思わさせたものです。
もちも、だいだいだーい好きです。
対してジャック・ジョンソンはすぐ目の前ににある愛を歌っています。家族と、友達と何気無く笑い会う瞬間を、ずっとこんな感じでいられたらいいねって、Gパンでビーサンでギター一本で飾らない笑顔で歌うのです。近所に居る大好きなお兄ちゃんて雰囲気です。
マイケルのWe are the worldを初めて聞いたとき、もちは死ぬほど感動しました。でもこんなに違うのにジャック・ジョンソンを理解したとき、同じような感動に包まれたのです。
音の一粒一粒をしっかり聞いて、細部に感動するってことは
木の葉の揺れる音や風の音、波の音や、鳥の鳴き声を聞くこと、その時の匂いや天気をしっかり感じること
当たり前にあるものに対して、しっかりと今を見つめることに繋がっているなぁと思うのです。
ジャック・ジョンソンを聞いていると他愛の無い日常が愛おしくてたまらなくなります。
あぁ、私はこんなにも美しい自然と共に日常を生きていたのかと気付かされるのです。
刺激を求める若い時にジャック・ジョンソンの良さはちょっと解りにくいかも知れない。
あとは解りやすいPOPSだけを聞いてても良さはすぐには解らないかもしれない。
ジャック・ジョンソンは最強のスルメミュージックなのです。
※スルメ=噛めば噛むほど味が出てくるという意味。
時間をかけて、何度も何度も聞いてみてください。時には歌詞も読みながら。
大人になって、この音に魅了されてジャック・ジョンソンの良さを解ってしまった時、ギラギラしていた青春時代を懐かしく思いながら、地味かもしれないけどすぐ隣にいる愛する人をただただ大切にすることがこんなにもカッコ良く愛おしい事であるかを、噛み締めるようになるのです。
ちなみに今回はon and on.と言うアルバムを紹介しましたが、もしかしたらIn Between Dreamsというアルバムの方が有名で解りやすいかもしれません。このIn Between Dreamsの一曲目Better Togetherという曲が一番ジャックジョンソンの中で一番有名だと思います。
Jack Johnson - Better Together (Live In Paris) - YouTube
もちはon and on.の空気感が好きなのでそちらを紹介させていただきました(^^)
ぜひジャック・ジョンソンの世界観に浸ってみてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございます😊
なにか質問や改善点などございましたらお気軽にコメントください🎵お待ちしております。